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スタジオ・レイからの最新情報のコーナーです。

加瀬をはじめ、講師・スタッフたちの日常のコラムや旅行記なども載せていきます。以前に掲載したコラムなどはクリッピングでご覧ください。

● 白山

2012年6月17日

思い立って、北陸の旅に行ってきました。
私にとても縁の深い人に、昔(江戸時代)、白山比咩神社の巫女さんだった人や、加賀の前田家の御殿医だった人がいるらしく、その周辺を訪ねてみたかったのです。

ということで、兼六園→白山比咩神社→中宮温泉→白山の麓→三国温泉→瀧谷寺→永平寺と巡って来ました。

兼六園

ただ庭を散策することが、こんなに楽しいとは思いませんでした。さすが日本三名園の一つ。



私が訪れたときはカキツバタが満開、ツツジが終わりかけていました。何代もの加賀藩主により、長い年月をかけて形づくられてきた庭園は、四季折々に美しい花や紅葉、雪景色などを見せるのだろうと想像させてくれます。庭を愛でて心を和ませていた大名の姿が浮かびます。

なぜ、この庭園がこんなに心地いいのか考えてみました。それはきっと、隅々まで神経が行き届き、繊細に造られているからでしょう。
だからそのころの空気や景色、その時代の人たちの心や姿が見えるような気がして、自分がその時代にいたらと、想像をどんどんふくらませることができます。

普段私は生徒たちに、「演じるということは、その人が持っている何かを表現していくこと」と伝えています。全く知らないことや経験のないこと、自分が持ち合わせていないものを表現しようとすると、それは嘘になってしまいます。常に感性を研ぎ澄ましながら、色々なことを感じ記憶しそれを身に付けてはじめて、いざ演じる時にそれが表現となって実を結んでいくのです。
例えば兼六園に身を置くことで、そのときの記憶が残り、表現に繋がります。もし、貴方が何らかの表現者なら、一度は、こういう場に自分を置いて、この時代の空気を感じてみるのは決して無駄にはならないと思いますよ。

そんな記憶にとどめたい庭園でした。

<加瀬玲子>

※ これは2012年のトピックです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。



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