新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。穏やかなお正月をお迎えのことと思います。
昨年の初夢は懐かしい人や疎遠だった生徒さんたちがまたスタジオ・レイに通ってきてくれている景色でした。何と、これが正夢。30数年ぶりの生徒さんや、コロナ禍でお休みしていた生徒さん、10数年ぶりに呼吸講座にいらしてくれた方などなど、ちょっとびっくりするぐらいの復活生徒さんの年でした。お休みの間もスタジオ・レイを忘れずに、呼吸、発声、ストレッチなどを続けてくれていたこともとても嬉しかったです。
今年の初夢には緒形拳さんが会いにきてくれました。
実は暮から、我が家の大掃除は録画の整理。1台のハードディスクレコーダーには緒形さんの作品がいくつも録画されています。長年、心が詰まり、観ることができなかった作品群を、亡くなって17年経った今、ようやく観ることができるようになってきました。この年末年始は穏やかな気持ちでいろいろな作品を楽しんでいます。あの芝居を超えた芝居はどこから湧いて出てくるのでしょうか。
緒形さんの作品を観続けたせいだと思うのですが、あの愛くるしい笑顔で夢に登場してくれたのです。そして何も語らずにこにこしていました。
今年は私も緒形さんの亡くなった年齢になります。晩年の緒形さんが、ある日レッスンを終えて帰り際に突然立ち止まり「先生、俺80まで芝居やるからよろしくな」と言ってお帰りになったのを思い出します。私も80まで頑張る? と思えた初夢でした。
皆様にとっても前向きな楽しい年になりますように!
<2026年1月2日 加瀬玲子>