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スタジオ・レイからの最新情報のコーナーです。

加瀬をはじめ、講師・スタッフたちの日常のコラムや旅行記なども載せていきます。以前に掲載したコラムなどはクリッピングでご覧ください。

● 加瀬グループ発表会&納涼会

2019年7月24日

令和元年7月21日、加瀬グループ発表会&納涼会が無事?に終りました。

グループで稽古してきた楽曲や、朗読、日本舞踊の発表です。曜日が違って普段あまり交流のない人たち同士も大いに盛り上がり、大盛況でした。

水曜グループはここ数年、呼吸、声出しの後は日本舞踊の稽古を重ねてきました。私、藤間由松こと、加瀬玲子が基本的な身体の使い方を教えています。

今日は「京の四季」と「蓬莱」の発表です。現在の私の師匠である藤間紅松先生も観に来てくださり、
「芯が通っている踊りで良かった」
とお褒めの言葉を頂き、皆でほっとしました。


水曜グループ「京の四季」

土曜日グループはバンド演奏&合唱。今回一番の大人数での発表です。バンド名は「サタデイモーニングオールスターズ」! クラリネット、グロッケン、トライアングル、タンバリンなど初挑戦の楽器を持つ生徒たちも多く、前日まで真剣に稽古してきたジャズのメドレー「アレキサンダーラグタイムバンド~雨に唄えば~私の青空」と、ハワイアンの「AKAKA FALLS」を合奏しました。


土曜日グループの「サタデイモーニングオールスターズ」

合奏、合唱の楽しさは一人では味わえません。皆の気持ちが一つになり、上手い下手は別として、とっても良い演奏になったと思います。

日曜グループは昨年暮れから朗読の稽古。このクラスは今年の秋にお客さんをお呼びしての朗読の会を控えているのですが、今回は日程の都合でそちらに参加できない生徒が、先行して「赤い蝋燭(新美南吉)」を披露しました。岡山出身の彼女はアクセントを直すのに大変でしたが、いったん帰省して当日の朝上京してくる新幹線の車中までも稽古したとあって、本番はみごとにクリアしました。


日曜グループの朗読「赤い蝋燭」

日曜グループからはもうひとり、秋に芝居の初舞台を踏む生徒がギターで弾き語りです。ミックスヴォイスを手に入れた彼女は、昨年より格段の進歩でした。



他には、フルートやウクレレ、ピアノ、ギター演奏などを交えての歌の発表が数曲。皆、最後まで緊張してしっかりと歌い、演奏し、踊りました。



発表会の目的は、このホームページでも以前に紹介したとおり、普段はできないパフォーマンスを実験的に試してみることや、一回でも多く人前に立つことで芸に磨きをかけること、そして何より、緊張を経験することです。

舞台に立つことが決まっていると、普段の稽古の集中力も違ってきます。

そして実際、舞台に立ってみて初めて経験する、お客さまからのエネルギー、呼吸。小屋全体の空間を把握し、小屋やお客さまに押しつぶされずに、自分のパフォーマンスを届ける難しさ。これらは頭では分かっているつもりでも、稽古を重ねているだけでは、感覚として理解するのは難しく、人前で舞台に立って、経験してみて初めて理解できるのだと思います。

そして一回でも多く緊張する場を経験することで、その緊張を集中力に変えて、エネルギーを出して光っていくことができるようになっていきます。こんな仲間内の発表会ですが、それが今後の失敗が許されない舞台にもつながっていくのです。


さて、発表会の後は納涼会です。会場も1階のスペースVoicingから2階のスタジオ・レイの稽古場に移ります。

毎回、納涼会も忘年会も、発表から解放されて大騒ぎになるのですが、今回は特に、出演できなかった人たちも交えての大合唱やリクエスト合戦になりました。防音完備の稽古場なので、どんなに大騒ぎしても大丈夫。普段は我慢をして周りに気を遣い、音の距離感を保って話しているメンバーですが、その必要がなく、気持ちよく話しているので、とにかく大変な音量です。まあ、今日ぐらい解放しなきゃね。


納涼会で大騒ぎ

さて、ミュージカルから歌謡曲、演歌に至るまで、私は何曲伴奏したでしょう?? リクエストに応えて、ミュージカルナンバーを何曲か歌った生徒。いつも自作の曲でミニライブを行うロッカーの生徒も、皆の伴奏を引き受けて大忙し。母を亡くして2年程の生徒はさだまさしの「秋桜」を。でも、歌っている途中から思いが込み上げてきて歌えなくなりました、直ぐにその後皆で大合唱。皆優しい! 普段歌わない生徒までもが歌います。ちゃっかり自作の譜面まで持ってきた生徒もいました。

師匠の紅松先生も皆のお手本に酔っ払い五郎、失礼いたしました、「雨の五郎」を踊ってくださいました。発表会を観に来て下さった、御年77歳の師匠は美空ひばりさんの「車屋さん」をアカペラで。私も日舞と弾き語りを。


藤間紅松師匠「雨の五郎」

納涼会の席でベテランの女優さんが嬉しいことを言ってくれました。
「このように集まれて、利害関係なく、思いっきり好きなことができて言える場所があることがとっても嬉しい」
稽古は厳しく、本番は楽しく、打ち上げの納涼会は思いっきり解放される。今年も「加瀬グループ発表会&納涼会」は無事終了しました。


ところで皆の伴奏を引き受けたロッカーは、今月27日(土)に40歳のバースデイワンマンライブを行います。お時間のある方はぜひいらしてください。


7月27日 於スペースVoicing

また、9月29日(日)朗読会の詳細が決まったらこのサイトでもお知らせします。是非聴きにいらしてください。この朗読会は、ただ読むだけではなく、皆それぞれに演出を考えています。こちらも楽しい会にしたいと思います!

<加瀬玲子>

※ これは2019年のトピックです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。



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